酵素はどこから来るか？
ではこの身体にとって必要な「酵素」は、どのようにすれば摂取することができるのか？それを考えてみます。
「代謝酵素」は体内で合成され生成される酵素で、これは人間の身体の中で作られます。そして「食物酵素」は、酵素が含まれる食品の中の成分であり、それを食べることで摂取できます。
しかし「代謝酵素」は、年齢が高くなると同時に合成する力も低下します。また、ストレスが過剰な状態にあるときにも酵素を合成する力は弱くなってしまうのです。
そして食物に含まれる酵素というのは、ほとんど生の状態の食物を指しています。ですから熱するなどの調理をすることでせっかくの酵素が失われてしまうのです。ですから生のままで食べる方が、消化を助ける力を確保することができるのです。
酵素を摂取する第三の方法として、酵素サプリメントがあります。植物性の食物から抽出された、植物性酵素となります。
酵素には他に「動物性酵素」も存在します。パンクレアチンは豚や牛のすい臓から抽出されます。アルカリ性の環境を必要とし、脂肪の分解に一役買います。他にはブロメライン、パパイン、ペプシンなどの酵素があります。
ただ植物性酵素が特に注目を浴びているのは、消化のすべての過程において効果的で、内分泌系を助ける働きも期待できるためです。
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