フリーラジカル(活性酸素について)
フリーラジカルとは不対電子(2つあるべきところに電子が1つしかない)を持つ原子または分子のことを指します。どのような物質にも存在しえるものです。
このフリーラジカルは不安定で、物理的な法則に基づいて安定した状態に戻ろうとするのですが、血管の中で他の原子から手当たり次第に原子を盗みます。するとどうなるかというと、盗まれた方の原子が今度はフリーラジカルとなるのです。
この連鎖が繰り返し起こると、体の組織は傷つきます。それではフリーラジカルによる被害から、体はどのようにして防いでいるのでしょうか。そのひとつの仕組みとして有力な説は、コレステロールの役割です。コレステロールは自然の抗酸化物質のひとつで、フリーラジカルによる酸化から体を守っているのではないかといわれています。
自然の排出作用に加えて、体はフリーラジカルなどから解毒するために日々戦っています。空気と一緒に吸い込む汚染物質や、果物に付いてくる薬品の成分などは、排出されなければいけない毒の一部にしかすぎないのです。
植物性プロアテーゼは、このフリーラジカルが悪さをする前に吸収してしまう。破壊された後に残された細胞の残骸も、プロアテーゼは片付けてくれます。
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