時間も大切?!ダイエットと食事の時間の関係について
ダイエットと「食事の時間」というのは、よく話題に上るテーマです。今回は、「2つの時間」から、それについて見ていきましょう。
今回とりあげるのは、「満腹中枢が刺激され始める時間」と「寝る何時間前に食べればいいか」の2点です。
早食いは厳禁!「おなかいっぱい」は食べてから20分後にやってくる
忙しい朝などは、大慌てでコーヒーとパンを口につっこむ、という人も多いのではないでしょうか。
また、昼休みの時間に一眠りしたくて、10分ほどで食事を終わらせてしまう、という人もいるかもしれません。
残業続きの場合、少しでも早く寝ようと、夕飯はインスタントラーメンを5分で食べてしまう、というケースもありますね。
しかしこのような食べ方というのは、「ダイエット」という観点から考えれば、決して望ましいものではありません。
ご存じの人も多いかもしれませんが、私たちが「満腹だ」「おなか一杯だ」と感じるのは、「その食べ物が口に入った直後」「飲み下し終わった直後」ではありません。
おなかが一杯になった、というのを体が自覚するのは、食べ終わって20分程度たったあとだと言われています。
なぜなら、細胞が「栄養をとりおわったよ」というサインを出さなければ、人間は「満腹だ」と感じることができないからです。
このときのサインは、レプチンというホルモンの形をしています。レプチンが正しく伝わらないと、どれだけ食べても、「おなか一杯」という感覚が味わえないのです。
早食いをしていると、このレプチンが放出される前に食事をとりおわってしまいます。いえ、まだ「とりおわって」しまえばいいのですが、おなかがいっぱいになっていないからと、おかわりをしてしまう可能性もあります。
こうすると、結局カロリーのとりすぎになってしまうのです。
寝る3時間前には食事をやめよう
夕食をとるタイミングも非常に重要です。
夕食を食べた後すぐに眠ってしまうと、とったカロリーが消費されません。そのため、それがそのまま「ぜい肉」として体についてしまうのです。
特に夕食の場合、朝食や昼食に比べてカロリーが高いものを摂取する可能性が高いので、これはかなり危険です。
ダイエットをしているのであれば、夕食をとるのは、寝る3時間以上前にするようにしましょう。少なくとも、寝る2時間前には物を食べないようにすることが大切です。
今まで、「食べてすぐ寝る」という生活をしていた人は、こうするだけで、ダイエットが進むことでしょう。「食べてすぐ寝ると牛になる」というのは、ひょっとしたら、こういうところからもきているのかもしれませんね。
自戒の意味も込めて言うのですが、食事を食べながらお酒を飲んで、酔いに任せてそのままベッドに入る、なんていうのはとっても危険です。
お酒を飲むと食欲が出る、という人は特に注意が必要です。とはいえ、私も週に1回くらいはこういうことをやってしまいます……。へらへら酔って、しかもおなか一杯のまま、ベッドに倒れ込むのってものすごく気持ちいいんですよね……。
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