ボディメイクってどんな意味?
ボディメイクという言葉は、それ自体が、何かの学会などによって意味を定義づけされているものではありません。
ただ一般的には、「理想通りの体形になること」「自分がなりたい体になること」を意味する言葉、という感じに理解されています。ここでもそのような意味で使っていきましょう。
基本の考え方とやり方について
女性の場合、「ボディメイク」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはり「ダイエット」「スリムな体型」なのではないでしょうか。
ただ、それをもう一歩進めて考えた時、そこには個人個人の差が出てくるはずです。いわゆるモデル体型をイメージする人もいれば、健康が確保される程度の体重でいいと考える人もいれば、体重はあってもおなかや二の腕に肉がついていない状態を想像する人もいるでしょう。
自分の理想とする体形がどのようなものか、ということによって、取り組み方は違ってきます。
たとえば、モデル体型をめざし、またそれを維持する場合、かなり苛烈な運動と食事制限が必要になってきます。モデル体型というのは、だいたいBMI指数が18~19の程度を指します。
身長が160センチの人の場合、一般的な「普通体重」が47.36キログラム~64キログラムです。ちなみに、平均値は56.3キログラムです。モデル体型のBMI指数として「18」を取り上げると、このときの体重は46キロ程度です。
健康が確保されていればいい、という人の場合、BMI指数を25未満に抑える必要があります。
上でも紹介しましたが64キロ以下に抑えられるなら、それで十分であるということになります。
ちなみにBMI指数が23~24.9のときの死亡率がもっとも低く、21~22.9のときはその3パーセント増し、25~26.9のときは4パーセント増します。
そして27~29.9のときは8パーセント増し、30以上で37パーセント増しとなります。もっともリスクが高いのが、上であげた「モデル体型」の場合で、この場合は61パーセント増しです。
部分別ダイエット、ボディメイクの究極系とは
上であげた二つは、「体重」から見るボディメイクの方法です。では、3つめであげた「部位別」に関してはどうでしょうか。
これは、「部位別ダイエット」のところでも触れましたが、やせたい部分にトレーニングを課して、筋トレを行うことが効果的です。
足をやせさせたいのならサイクリングなどが効果的ですし、二の腕を落とし隊のなら腕立て伏せなどが理想的でしょう。おなかやせを目指すなら、腹筋などが有効です。
ただ、これらの方法というのは、やはり時間がかかります。手っ取り早く、しかも確実な方法を、ということであれば、やはり美容整形外科手術などが確実です。よく知られている脂肪吸引手術のほかにも、徐々に落としていくことができる脂肪溶解の注射などがあります。
しかしこれらはいずれもかなり高額です。また、「ぜい肉を落とす」という方法ですから、筋肉がつくわけではなく、今までと変わらない生活をしていれば、またぜい肉がついていくことになります。
ボディメイク、と一口にいっても、その内容は人によってさまざまです。自分の目指すものが何なのか、ということを明確にした上で、しっかり取り組んでいくことが何よりも重要なのです。
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