年を取るごとにやせにくく?ダイエットと年齢
「年をとるごとにやせにくくなった」
「昔に比べて、体重が落ちにくい」と悩む人も多いのではないでしょうか。
今回は、年齢とダイエットについて見ていきましょう。
私の実体験
私は若いころ、ものすごく太っていました。BMI指数が、当時、なんと31.25!肥満も肥満、太りすぎで、寿命も健康も危険でした。
ただ、ある日突如として、「このままではいかん!」と思い直し、BMI指数が22になるまで一気にダイエットをしました。
さりとて、ものすごくハードなダイエットをしたかというとそうでもなく、食事節制と有酸素運動程度でした。
これが20代の前半の頃です。
そして、今の私……
そしてあれから約10年。今の私のBMI指数は26くらいです。平均が25までですから、若干太り気味なわけです。
ただ、この「数字」以上に問題なのが、「とにかくやせにくくなった」ということです。
10年前よりハードなダイエットをしているのに、まったく体重が落ちない。
1年近くやっているのに、すぐに体重が逆戻りする。カロリーコントロールが意味をなさない……。こんな状況になってしまっています。
加齢とともに変わるもの
このような悩みに直面しているのは、私だけではないと思います。では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
もっとも大きいのは、「基礎代謝が低くなる」ということでしょう。加齢とともに、人間の体は新陳代謝が衰えていきます。
そのため、同じように食べ、同じように生活していても、体重は落ちにくくなってしまうのです。また、体力的に無理が利かなくなり、運動などを行うことも難しくなります。
10代の頃など、今の2倍から3倍の量を食べていました。
朝ごはんをおかわりし、昼ご飯は給食、夜ご飯の前におにぎりを食べて……という生活をしていました。しかしそれでも、体重は今よりずっと軽かったのです。
これはもちろん、学校の授業で体育などをやっており、定期的に体を動かしていた、ということも大きいでしょう。
30代以降のダイエットについて
30代以降のダイエットと、20代のダイエットでは大きく意味が異なります。
20代のときと同じようなダイエットをしていても、体重を落とすことは難しいと言わざるを得ません。
若い頃に食事節制だけでダイエットをした、という人ならば、運動と組み合わせることを考えましょう。
また、運動だけでやせた、と言う人は、その運動を少し強度の高いものにする必要があるかもしれません。
時間にも自由がききにくくなるので、効率よくやっていく必要もでてきます。
ちなみに、30代以降になると、体重を落としにくくなるだけでなく、「生活習慣病」という言葉が迫ってきます。それはもう、本当に、リアルに、です。
この生活習慣病を防ぐ意味でも、適度な運動とダイエットは必要です。単純に食事の量を減らすだけでなく、栄養の取捨選択を必要としはじめるのもこの世代からだと言えるでしょう。
健康に、死なないために、ダイエットをする。
「頑張っているのにやせられない」を打破する。
それが30代以降に求められるダイエットのあり方なのかもしれません。
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