中華料理とダイエット!中華ダイエットのメリットとデメリット
中華料理自体の特徴について
「中華料理を家で行うダイエットに組み込む」というと、「えっ、そもそも家で中華料理なんか作らないし」と思う人もいるかもしれません。
でも、エビチリやラーメン、チャーハンといったおなじみのものも、思い返してみると「中華料理」に分類されると思いませんか?(エビチリは「中華料理じゃない!」とする説もありますが)
そこでここでは、中華料理とダイエットの関係についてみていこうと思います。
中国は非常に広大な土地であるため、当然その土地、その土地によって、特徴的な料理があります。
私たちが一般にイメージする「辛い料理」は四川料理と呼ばれるものですし、有名な北京ダックなどは「北京料理」に、シューマイなどは「広東料理」に分類されます。
ただ、ここでは、「野菜などをふんだんに使い」「蒸したり炒めたりという調理方法を使っていて」「辛いもの」という、私たち日本人の間でよくイメージされる「中華」について焦点を当てたいと思います。
中華料理でダイエット!そのメリットについて
中華料理のメリットは、「野菜」をふんだんに使っていることです。キャベツやモヤシなどが料理のなかに組み込まれており、糖の吸収速度を緩やかにするとともに、カロリー以上の満足感をもたらします。そのため、中華料理は、栄養価的にはかなり優れた構成をしている、と指摘する向きもあるのです。
また、中華料理などでよく使われている カプサイシン(トウガラシ)などには脂肪を燃焼させる効果があることが実証されており、ダイエットに非常に効果的です。
加えて、中国茶のなかには、ダイエットに効果的と言われるお茶もありますから、この方面からもアプローチができます。たとえば プーアル茶 にはコレステロール値低下や肥満解消の効果があるといわれています。
この3点において、中華料理は、ダイエットに効果的なものである、と言えます。特に、トウガラシなどの辛み調味料を、特段の知識や難しいレシピが分からない人であっても上手に使いこなせる、というのは、ほかの食事にはなかなかみられない工夫なのではないでしょうか。
中華料理でダイエット!そのデメリットについて
一方、中華料理は、ダイエット初心者さんにはもっとも「手こずる相手」だとも言えます。
というのも、中華料理は油分が非常に多い料理だからです。炒めものや、油であげた揚げ物は中華料理の基本ですし、しかもものすごく大量の脂が投下されてしまいます。なんとなくローカロリーなイメージがある「かたやきソバ」なども、小麦粉自体がカロリーを持っている上に、それを油でいためるという方法ですから、相当なハイカロリーになることを覚悟しなければなりません。
加えて、使われる食材は「肉」を用いたものも多く、注意が必要です。
中華料理の場合、「ヘルシーな油を使う」などの工夫に加えて、「魚や野菜を中心としたメニューを組み立てる」といった工夫がほしいところです。もしくは、蒸し料理を中心にするとよいですね。
少し個人的な主観も入りますが、基本的には、ダイエットに向いているのは、和食>洋食>中華、の順番のような気がします。
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