置き換えダイエットのメリットとデメリットを考える!
置き換えダイエットとはどういうものか
置き換えダイエットというのは、1日1食~すべての食事を、ローカロリーなものにかえて行うものです。
この「置き換えダイエット」に使われる食品は、実に様々です。たとえば、コンニャクゼリー。酵素ドリンクなども人気です。また、シェイクのような形で飲めるものもあります。そうかと思えば、雑炊などのように、「食事」として食べられるものもあります。
このような置き換えダイエットのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
置き換えダイエットのメリットとは
置き換えダイエットのメリットのなかで、もっとも大きいのは、やはり「簡単である」ということでしょう。
1日1食を置き換えるだけですから、面倒なカロリー計算などは一切必要ありません。また、心配なのは「空腹感」ですが、この空腹感も、初めの1か月ほどは気になるかもしれませんが、徐々になれていきます。1か月もたつ頃には、まったく気にならなくなるでしょう。
置き換えダイエットは、計算が不要なだけではなく、「調理する手間」さえも省くことができます。そのため、ダイエット目的だけでなく、朝の忙しい時間に「御飯を作らなきゃいけないけどまだ寝ていたい……」と考える人にも向いています。
このようなメリットというのは非常に大きいもので、置き換えダイエットならではの特徴と言えます。完全な「朝ごはん抜き」と比べて、規則正しい形になることも魅力です。
加えて、置き換えダイエットは 短期間で効果 が出やすく、計算上だけでも、1か月で2~3キロは落ちます。これは1日に1食を置き換えたときの数字ですから、1日に2食以上を置き換えたり、週末にプチ断食をしたりすれば、もっと早く落とすことができるでしょう。
置き換えダイエットは、現在ではいろいろなバリエーションがあるので、2~3種類のものを交互に食べていくのも良いですね。
置き換えダイエットのデメリットとは
置き換えダイエットには、デメリットもあります。そのうちの一つが、「結果的には脂肪が落ちにくい体になる」ということです。
人間の体には、生存本能があります。そのため、入ってくるカロリーが日常的に少なくなりますと、「その状態でも生きていけるように」と体が調整を始めます。そのため、結果的には痩せにくい体になってしまうのです。
この状態で、いきなり大量の食事をとると、カロリーが大きく作用する可能性すらあります。
もしあなたが、置き換えダイエットをやめたい、と考えたのなら、そのときは、少しずつ食事の量を増やしていく形で対応しましょう。
また、置き換えダイエットのなかには、「断食」「置き換えダイエットのための食品だけを食べて過ごすこと」を勧めるものもありますが、これをやる際には、体調に十分に気を付けてください。
また「好転反応」「デトックス」のような言葉は、全て疑似科学用語であり、エビデンスの存在するものではないことがほとんどです。これらの言葉を使っている企業は信頼性に乏しいため、利用しないのが賢明です。
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