宅配食材を上手くダイエットに活用しよう!
宅配食材とはどんなものか
「宅配食材」と言う言葉が示す意味は、大きく分けて3通りあると思います。
1つは、質のよい野菜や肉、あるいは牛乳などを選りすぐり、産地などにもこだわり、安心でおいしい食品を届けてくれること。
2つめは、大手のスーパーなどが行っているものであり、自社の売り場の商品ラインアップから選んでもらい、それを「サービスの一環」として届けること。
そして最後の1つは、「ここに入っている食材で、このメニューが作れるよ」として、食材(半分調理された物であることもあります)を届けるものです。今回は、最後の1つに絞ってみていきましょう。
宅配食材がダイエットに効果的な理由について
宅配食材は、外食以上に、ダイエットにとって強い味方となる選択肢です。なぜなら宅配食材の場合、ほとんどすべてにカロリー表記があるだけでなく、栄養分の表記までがなされているからです。
このため単純に「美容的な目的でダイエットをする人」だけでなく、「糖尿病や高血圧など、健康面の理由からダイエットをしなければならない人」、両方に対してアプローチすることが可能なのです。
加えて宅配食材の多くは、「目的別」に分類されており、糖尿病、高血圧、産後のママ用、ダイエット用などのなかから好きなものを選ぶことができます。
参考までに各種業者を紹介
目的 | ダイエット | 高血圧 | 糖尿病 | 産後のママ用 |
サービス名 | ニチレイ | 健康宅配 | メディカルフード | ヨシケイ |
週に何回届けるのか、「どこまで」調理された物を届けるのか、何品セットのものがいいのか、までも細かく選択できるため、あらゆるニーズにこたえることが可能なのです。
さらに、外食に比べて安価だ、という特徴があります。人件費が外食に比べてかかりにくい、というのがその理由だと思いますが、一食当たり、500円~800円程度であり、外食に比べると若干ですが安くあがります。
また、「料理もできないし、ダイエットをやり始めたばかりだから、カロリーについてもわからない。でも、そのうち自分でやるようにしたい」と考える人にも、宅配食材の利用はオススメです。
すべてを人の手に頼る外食とは違い、宅配食材の場合、「温め」「包丁を使う」などの工程が必要になるのが一般的です。
そのため、徐々にではありますが、「低カロリーな食材とはどういうものか」「カロリーを抑えられる調理方法とはどのようなものか」ということを学ぶことができます。
「いつかは完全自炊にすること」を目的としている人にも、宅配食材はオススメだと言えます。
宅配食材を使うことのデメリットは?
ただし、宅配食材もまた、万能なものではありません。ライフスタイルによっては、利用するのがかなり難しいケースも……。
まず、宅配食材の場合、「温める手間」「切る手間」などが必要になります。そのため、外食よりはちょっと時間がかかります。
加えて、数日分がセットで宅配されるため、一人暮らしの冷蔵庫だと、片付けるのがものすごく大変、というスペース的な問題もあります。
また、これが一番問題になってくるかと思うのですが、宅配食材の場合、「受取時間に家にいられること」が必要になります。
これは各社によって違いがあるため一概には言えませんが、「夕方の6時くらいまで」というところも多く、外で働いていると、受け取るのがかなり厳しいのではないでしょうか。
会社によっては保冷ボックスなどを用意してくれますが、それもない、という場合は、かなり難しいかもしれません。
ちなみに、宅配食材の場合、「量が少ない」などのデメリットもありますが、ダイエットをしている以上、これに関しては、ちょっと我慢が必要なので、ここでは除外しています。
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