有酸素運動で誰でも簡単に気軽に!
運動のメリットを押さえておこう
運動というのは、ダイエットや美容に対し、多大な効果をもたらすものです。その恩恵はいくつかありますが、代表的なものは、「カロリーを消費できる」ということでしょう。
ダイエットの成功法則=摂取カロリー<消費カロリー
消費カロリーが摂取カロリーを上回れば、人はダイエットができます。そのときに、「運動」というのは、もっとも効率的で、そしてもっとも代表的なものです。
加えて運動は、ストレス解消にも役立ちます。高血圧や糖尿病、高コレステロールなどを改善する働きもあるとされており、現在多くの人が頭を悩ませている生活習慣病対策にとても有用なのです。
さらに、運動は代謝を高めるため、美肌などを作ることにも役立ちます。また、筋肉は効率よくカロリーを消費するため、筋肉のついた体というのは、その分、「やせやすい体」となるのです。
有酸素運動って何?
「有酸素運動」という言葉は、もう誰もが聞いたことのあるものなのいではないでしょうか。これは、ゆっくりとした運動をさし、激しい運動をすることなく、脂肪を燃焼させていくものです。
ジョギング、水泳、ウォーキング、サイクリング、あるいはふみ足昇降などが代表例です。
有酸素運動のメリットについて
有酸素運動にはいくつかのメリットがありますが、最大のメリットは、「誰でもが気軽にできる」ということにあります。
ハードな運動というのは、それをすること自体に、「選別」が行われます。たとえば、まったく運動をしていない、高校を卒業して以来走ったことすらほとんどない、という人に、100メートルを14秒で走れ、と言っても無理な話です。
しかしながら、有酸素運動はこのような縛りはありません。
体に負担がかからない程度の運動であるならば、誰でもが気軽に取り組めますし、人を選びません。
また高血圧の人や糖尿病の人の場合、激しい運動は禁忌となることもありますが、有酸素運動なら、医師の相談のもと行える、というメリットもあります。(あまりにも症状が重い人の場合だと、有酸素運動でも危険なので相談をしてください)
有酸素運動のデメリットも知っておく
ただ、有酸素運動にはデメリットもあります。まず、有酸素運動の場合、消費カロリーは無酸素運動に比べて圧倒的に低くなります。
また、有酸素運動によって脂肪を燃焼させるには、最低10分、一般的には20~30分程度の継続した運動が必要と言われています。
なお、格闘技の先生をしていた人に聞いたところ、「ダイエットを目的とするのであれば、できれば1時間以上をオススメする」とのこと。もしくは、軽めの有酸素運動と少し重めの有酸素運動を組み合わせる、という方法がよいでしょう。サイクリングマシンをゆっくりこぐのと激しくこぐのを繰り返す、というものですね。
また、有酸素運動の場合、基本的には毎日続けることが前提となります。
「それでも辛い!」という人には有酸素運動は、軽く汗ばむ程度の運動が基本です。
しかしあまりにも運動不足になってしまっている人や、お年を召している人の場合は、30分の継続は難しいかもしれません。
その場合は無理をせず、今日は10分、明日は11分、と少しずつ負荷を増やしていく方法をとりましょう。
有酸素運動の場合、「決して無理をせず、継続すること」が大切なのです。
この記事へのコメントはありません。