運動で消費できるカロリー、具体的な数字を知りたい!
食事節制だけで体重を落とすのには、ある程度の限界があります。
前の記事でも紹介しましたが、まったく食べない、という生活をしていたとしても、1か月で落とすことのできる体重は8キロ前後です。さらにいうと健康上問題のない痩せ方をしようとするのならば、2~3キロくらいが限界でしょう。
そう考えると、「運動すること」がいかに重要かというのがわかるはずです。
ただ、「運動をすればいいということは分かっているけれど、その運動によってどれくらい体重が落ちるのか、その基本が分からない」と言う人もいると思います。そこで、ここでは「運動によって落ちるカロリー」について考えていきましょう。
体重が重い人の方がカロリーは消費しやすい
まず、基本なのですが、体重が重い人の方が、同じ運動をしていてもカロリーの消費量は多いようです。(一部例外はありますが……)
運動によって違うのですが、10キロの体重差がある場合、約3割増しほどになるようです。
また、男性の方が女性よりもカロリーの消費量が多い傾向にあります。もちろんこれはあくまで「基本」であり、一例ではあります。ただ、基本として覚えておいてもよいでしょう。
ちなみに以下で紹介する数字は、「年齢28歳、女性、体重50キロ」のときの数字です。
代表的な運動、その消費カロリーについて
運動の種類 | 消費カロリー |
ジョキング | 470キロカロリー前後 |
サイクリング | 178キロカロリー前後 |
水泳のクロール | 1040キロカロリー前後 |
エアロビクス | 247キロカロリー前後 |
ここで注目したいのは、「水泳」の消費カロリーの高さです。水泳は誰でも出来るものでありながら、消費カロリーが極めて大きい運動だと言えます。
ダイエットに、水泳が効果的で効率的である、と言われるのはこのためです。着替えたりするのが面倒だ、という意見ももちろんありますが、効率よくダイエットをしていくことを目的とするなら、水泳はぜひ取り組んでください。
意外に思われるかもしれませんが、水泳は、激しい運動として知られる柔道や剣道の2倍近くのカロリー消費量を誇るのです。
上であげた数字はすべて1時間の数字ですが、30分クロールを行うだけで、1食分ほどのカロリーを消費できる、というのは非常に大きなメリットなのではないでしょうか。
もう少し頑張れる!という人は
水泳を取り上げましたが、そのほかにも、テニスなどは比較的消費カロリーが高く(920キロカロリー前後)オススメです。もちろん、これらを組み合わせても構いません。
運動を組み合わせてダイエットを行う場合は、複合施設が便利です。プールがあってサイクリングマシンがあってウォーキングマシンがあってヨガの教室などがあって……というようなジムを探すと効率よく運動ができるでしょう。
同じものを毎日やるのではなく、さまざまなものと組み合わせることによって、「飽き」がくることも防げます。
ちなみに、「友達を作りたい」「交流を持ちたい」という人は、道場などのようなところが便利です。同じような時間に通うと、顔を合わす顔ぶれもある程度決まってくるからです。
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