同じものを食べても食べ方で違う!ダイエットの基本、食事の仕方
ダイエットをする上での大前提は、消費カロリーを摂取カロリーよりも多くする、ということです。
しかし同じカロリーをとっても痩せる食事方法と太る食事方法があります。ここではダイエットにいい食事方法について紹介しようと思います。
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基本その1 よく噛む
食事方法の基本は、「よく噛むこと」です。
噛むことによって満腹感が得られますし、食事の時間を長くすることができます。食事の時間を意図的に長くすることによって、満腹中枢からでる「満腹感」は得られやすくなります。
なぜなら、「満腹だよ」と感じるまでには、食事をとりいれてから20分程度の時間が必要となるからです。言い方を変えれば、20分以上かけて食事をとることにより、満腹感を覚えつつ食事ができるため、「おかわり」のリスクを減らすことができるのです。
基本その2 野菜を先に食べる
人間の身体はエネルギーを一定量しか消化できず、それを超えたエネルギーは脂肪押して蓄積されます。このエネルギーの限界量の指針になるのが血糖値です。血糖値が高いのにエネルギーをとり続ければ太りやすくなります。
そこで食事の際、野菜を最初に食べることがダイエットに推奨されています。野菜には食物繊維が豊富に含まれてます。野菜を先に食べることで、この食物繊維が消化を緩やかにして食事の際、血糖値が急激に上昇するのを防いでくれます。時間をかけてエネルギーに転換してくれますので、摂取したエネルギーが脂肪になりにづらくなるのです。
基本その4 昼はがっつり、夜はすっきり
人間の消化器官は昼に活発に、夜にお休みモードになります。消化器官が活発に動いているときは食べたものを栄養に転換しやすくなりますが、消化器官が休んでいるときに食べると、食べたものが栄養に転換されず脂肪として蓄積しやすくなります。
そこでお昼はがっつり好きなものを食べる、逆に夜はすっきりした低カロリーの食事にする。これだけで同じ摂取カロリーでもダイエットの面からいうと全然違った結果になります。
基本その5 すぐに食べられるものを側におかない
人間の意志というのは、意外なほど弱いものです。そのため、身近に、「時間をかけずに食べられるもの」をおいておくと、ついつい手を伸ばしてしまいたくなります。特に危険なのが、「お菓子類」です。
お菓子は、ハイカロリーなのに栄養素があまりなく、しかもすぐに食べられてしまうもの。「ちょっとだけ」のつもりが、ついつい食べ過ぎてしまうということも。
このようなことを避けるためには、身近に食べ物を置かないのが一番です。「ひと手間かけなければ食べられないもの」を食事の中心にもってくることで、カロリーのとりすぎを避けることができます。
基本その6 単品ダイエットはさける
「○○だけを食べて過ごす」
「1日1食は、これだけしか食べない」
というダイエットは、非常に手軽であり、短期的に見ると、とても効果のあるものです。
しかしこの単品ダイエットは、置き換えダイエットと同じように、「そのうち落ちにくくなる」というリスクをはらみます。また、一つだけの食品を食べ続けることによって、健康面でも障害が出てくる可能性が高いのです。
また、同様に、「○○だけを食べない」という生活もよくありません。糖分や炭水化物などが敵視されますが、これも上記であげた「食生活の偏り」を生むものであり、長期的にみれば逆効果です。
このため、「野菜を中心として、バランスよく食事をとっていくこと」が、ダイエットには大切なのです。
基本その7 ストレスをためない
甘いものなどを我慢しすぎたり、友人と一緒の食事のときすらカロリーを考えたり、という生活は、かなりストレスがたまるものです。
もちろんこれは個人差があり、「ダイエットはゲームみたいで楽しい!数字ですぐに結果がでる!」と、「ダイエット自体を楽しむこと」ができる人はこの限りではありません。
ただ、一般的には、ダイエットは結構苦しいものだと思います。
それなのに、自分自身をぎゅうぎゅうに締め上げてばかりだと、結局はダイエット自体がものすごく大きなストレスになってしまい、反動が起きてしまうことも。
そのため、「自分を甘やかすべきタイミング」は、きちんと定めて、適度に息抜きをしましょう。そうすることによって、ダイエットに長期的に取り組むことが可能なのです。
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