お風呂に入るのはダイエットに効果があるの?
「お風呂」の持つ効果について
日本の家ならば、ほとんどの家に「お風呂」があるでしょう。仕事が終わって、メイクを落としてその足でお風呂に入る、という人もいるのではないでしょうか。
お風呂には強いリラックス効果がありますし、安眠を助ける上でもとても役に立ちます。そのため、お風呂は、第一に、「ストレスを軽減させる」という方向から、ダイエットにアプローチすることが可能です。ストレスをためている体と言うのは、肌の状態の悪化にもつながりますし、ヘタをすれば、それによる過食さえも招いてしまいます。
そのため、お風呂でリラックスをするということは、ダイエットにおいて非常に有用なのです。
お風呂で消費できるカロリーについて
「お風呂に入ることによって消費できるカロリー」については、諸説あります。2時間で50~60キロカロリー程度とするものもあれば、30分で90キロカロリーほど、とする説も。入り方を工夫すれば、300キロカロリー以上も消費できるよ、とするところもあります。
このように、「お風呂で消費できるカロリー」というのは、やり方によって大きく差が出てしまうものであるため、ここでは「お風呂で消費できるカロリーは○キロカロリーだ」と断定することはできません。
ただし、お風呂に入ることによって血行を良くし、新陳代謝を高められることは確かです。リラックス効果を得るのと同時に、温かいお風呂による「新陳代謝の活性化」は、ダイエットに対して効果的に働くと言えるでしょう。
老廃物が排出されるか否か?
お風呂でダイエット、ということをとりあげた記事には、おそらくほとんどのケースで、「老廃物も排出される」「デトックスできる」「サラサラ血液になる」「毒素が少なくなる」のような記述がみられるかと思われます。
しかしながら、これはあまり正しい表記とは言えません。
汗は確かに体の老廃物を、外に排出してくれるものではあります。しかしその量は、全体のわずか2~3パーセントにすぎません。老廃物を体外に出すための手段は、ほとんどが便によるものです。
そのため、お風呂で汗をかいたからといって、それがそのまま「老廃物の排出」につながる可能性は、高くないと言えます。
もっとも、このような注意点があるにせよ、お風呂がダイエットに対して効果があるのは事実です。また、体を清潔にし、心地よく過ごすためにも、シャワーだけの使用ですますのではなく、湯船につかることをオススメします。
さらにリラックスをしたい、という人は、アロマなどを用いてもよいですね。
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